歴史の偉人も高麗人参を食べていた

高麗人参は、今から数千年前に活用され始めたと考えられているようです。
実際、書物において、こちらの人参のことを記載しているのは2000年ほど前がもっとも古いのですが、その歴史としては、4000年~5000年前まで遡るのではないかと言われているようです。
歴史上の偉人たちも積極的に摂取していたようですが、秦の始皇帝もその一人だと言われているようです。

秦の始皇帝は、山で採れる自生の高麗人参を常に探し求めていたと言われるほどです。
山で自生しているもののことを山参というのですが、古来から山参が自生しているところには、紫色の光が空にも指すと言われており、秦の始皇帝の時代には、夜になるとシンマニと呼ばれている山参を掘る人が、紫の光のあるところに矢をはなって印をつけ、そこから山参を探し出して掘るという方法で採掘していたと言われているようです。
山参は、年数が経っているものほど珍重されており、その薬効も優れていると考えられています。

現在では、よくみつかるもので年数が経っているものは、30年程度なのですが、ごくまれには300年以上のものが見つかることがあるようです。
そして、昔から重宝されていた人参は、年数が経っているものだけではなく、人の形に近いものほど重宝されていたという歴史があるようです。
現在においても、形が良いとされているものは、商品価値も高いとされているのです。

日本では、徳川家康が高麗人参の栽培に着手したのですが、実際に収穫できるようになったのは、8代将軍である徳川吉宗の時代なのです。
それほど時間をかけてでも、高麗人参の栽培を成功したかった背景には、やはり徳川家の人たちも高麗人参の優れた薬効などに魅せられていたということがいえるのではないでしょうか。
徳川吉宗公は、栽培を成功させただけではなく、幕府が種を配給していたので、御種人参とも呼ばれているようです。
奈良時代に中国から当時の天皇陛下に献上された高麗人参が、栽培に成功したのが江戸時代の中期であることを考えると、いかに偉人たちがその薬効などに魅せられていたかということが分かるのではないでしょうか。